特定商取引法に基づく表記の書き方チェックリスト|個人事業主・小規模事業者向け
2026-07-05
インターネットで商品やサービスを販売する場合、多くのケースで「特定商取引法に基づく表記」の掲載が求められます。 表記が無い・不十分だと、購入者の不安につながるだけでなく、決済代行サービスの審査や、プラットフォームの規約で問題になることもあります。 この記事では、記載すべき項目と、個人事業主が住所・電話番号を公開したくない場合の実務を、チェックリスト形式で整理します。
記載が必要になりやすい項目
事業形態や販売内容によって異なりますが、一般的には以下のような項目が挙げられます。
- 事業者名(屋号だけでなく、必要に応じて運営責任者)
- 所在地(住所)
- 連絡先(電話番号・メールアドレス)
- 販売価格、送料・手数料などの追加費用
- 代金の支払方法・支払時期
- 商品の引渡し時期(役務の提供時期)
- 返品・返金・解約に関する条件
住所や電話番号を公開したくないとき
個人事業主にとって、自宅住所や携帯番号をそのまま公開するのは抵抗があるものです。実務では、次のような方法がとられます。
- バーチャルオフィス・レンタル住所を利用する:公開用の所在地として使えます。月額数千円程度から利用できるサービスが一般的です。
- IP電話(050番号)を用意する:個人の携帯番号を出さずに連絡先を掲載できます。
- 「請求があれば遅滞なく開示」方式:一定の条件下で、住所・電話をあらかじめ全面公開せず、請求に応じて開示する運用がとられることもあります。適用可否はケースにより異なるため、判断に迷う場合は専門家に相談してください。
よくある抜け漏れ
- ページは作ったが、フッター等からの導線(リンク)が無く、たどり着けない
- 返品・返金・解約条件の記載が抜けている
- 追加費用(送料・手数料)の記載が無い
- リニューアルで表記ページのURLが変わり、リンクが404になっている
チェックリスト(まとめ)
- 事業者名・運営責任者を記載した
- 所在地・連絡先を記載した(または開示方法を明記した)
- 販売価格・追加費用を記載した
- 支払方法・支払時期を記載した
- 引渡し/提供時期を記載した
- 返品・返金・解約条件を記載した
- フッター等から表記ページへの導線がある
- 表記ページのリンクが404になっていない
あわせて、公開前の全体チェックはWebサイト公開前チェックリストもご覧ください。
本サービスは公開ページ上の機械的検出に基づく参考情報であり、法令適合性を保証するものではありません。 必要に応じて弁護士、税理士、行政書士等の専門家にご相談ください。